外壁塗装で押さえておくべきポイントとは？費用や業者の選び方などを解説

外壁塗装に使われる代表的な塗料の種類と特徴

外壁塗装の代表的な塗料は、シリコン樹脂系です。
現在の戸建て住宅では主流であり、性能や価格のバランスが優れています。
汚れに対して強く紫外線も防いでくれ、耐久性も10年から15年と非常に長いです。
それでいて価格も安定しているため、戸建て住宅の外壁塗装をするときには広く使われています。
刺激臭の少ない水性タイプは特に使われているので、迷ったときには水性のシリコン樹脂系を選ぶと間違いはありません。
ラジカル制御型の塗料は、2010年代に登場した比較的新しいタイプです。
ラジカル制御型の特徴は、シリコン系よりも長い耐久性です。
耐久性が長いという特徴がありながら、ワンランク上のフッ素系よりも安いので、コストパフォーマンスに優れているといわれています。
外壁塗装の工事は費用が掛かるだけではなく、手間や時間も必要です。
そうした手間や時間を節約するため外壁塗装の頻度を下げたいと考えているなら、ラジカル制御型を選ぶと良いでしょう。

外壁塗装を成功させるための色選びのポイント

外壁塗装をする際は色選びを慎重にすることが成功のポイントです。
色見本のパネルは小さいので、壁全体に塗ると思ったよりも濃く見えます。
それゆえに見本ではワントーン薄いものを選ぶと良いでしょう。
実際に塗ったらどんな感じなのかカラーシミュレーションをすれば安心です。
理想の外観にするには、テイストに合う色選びが大切になってきます。
ナチュラルにしたいならホワイト系、モダンな雰囲気にはベージュやクリーム色が合います。
スタイリッシュでクールな感じが良ければグレーや寒色系にしましょう。
白は膨張色であり建物が大きく見えるというメリットがあります。
最近では汚れにくい塗料も開発されています。
カラーは好みやテイストを取り入れる以外に、環境も考慮して選ぶことも大事です。
住宅街の中で赤い外壁にすると、周りから浮いてしまいます。
山の麓や木の多い立地でグリーンの外壁も、周りに埋もれてはっきり見えません。
建物の周囲とのコントラストも考えて、綺麗に映える色の外壁塗装をしたいものです。